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平成22年第1回臨時会(第1号 1月 7日)

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  1. 倉吉市議会 2010-01-07
    平成22年第1回臨時会(第1号 1月 7日)


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    最終取得日: 2022-12-10
    平成22年第1回臨時会(第1号 1月 7日)                  倉吉市議会会議録(第1号) 平成22年1月7日(木曜日)    第1 会議録署名議員決定  第2 会期決定  第3 説明のため出席を求めた者の報告  第4 議案第1号 財産取得について 〇会議に付した事件 ◎日程第1から日程第4まで                 午後3時30分 開会議長福井康夫君) それでは、開会をいたします。  皆様、改めまして、明けましておめでとうございます。  ただいまから平成22年第1回倉吉市議会臨時会を、あらかじめ通知しておりますとおり、開会時間を繰り下げて開会し、直ちに本日の会議を開きます。  慣例によりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 ○議長福井康夫君)(登壇) 新年、明けましておめでとうございます。市民皆さんを初め、議員各位執行部皆様に謹んで新春のお喜びを申し上げますとともに、一言ごあいさつを申し上げます。  昨年は、アメリカ発金融バブルの中で引き続き国内経済の低迷が続き、一部学者からは、デフレスパイラルの危機に直面していると指摘されています。多くの企業が減収減益という逆風にあえぎ、依然として雇用不安は社会的な課題であります。また、国政にあっては明治維新、戦後の改革に次ぐと言われるような政権交代の年でもありました。司馬遼太郎の「坂の上の雲」で言う、いわゆる公のために生き、近代国家を目指したように、もう一度健全な坂の上の雲を目指した夢の持てる国として、一日も早い成長戦略の成果を期待するところであります。
     次に、地方行政をめぐる最近の動向でありますが、平成19年4月発足の地方分権改革推進委員会は3年間の時限立法であり、いよいよ今年度で期限を迎えることとなります。最終となる第4次の勧告も昨年11月に勧告され、直ちに設置された地域主権戦略会議推進基盤が今後のかぎとなってきています。今後、監査機能充実強化、また議会制度改革平成22年度地方税制改正などは新政権の真価が問われる、まさに一丁目一番地であろうと思っております。  一方、本市ではそれぞれ厳しい倉吉市議会議員選挙市長選挙を終え、新体制も発足をいたしました。今日の時代の大きな転換期の中だからこそ、やはり病気や失業、老後といった、だれもが持つリスクへの不安に対して、行政がきちんとしたセーフティーネット整備し、市民安心感を得るという市民生活本位市政の実現を目指していきたいと実感をしています。その意味で、ことしは21世紀を迎え10年目の節目であり、次の10年に向けた政治経済の進むべき基本を「経世済民」、つまり世の中、社会を治め、市民の苦しみを救うというこの「経世済民」出発の年でありたいと願うものであります。  私は、7年前も申し上げましたが、就任以来「一日生涯」という気持ちを抱き、任に当たらせていただいております。今日の難局を皆様とともに、創意と勇気と熱意を持って倉吉地域力をさらに高めていきたいと思います。  終わりに、本年が皆様の一層の御健勝と希望に満ちたすばらしい年となりますように、そして市政の限りない飛躍、発展を祈念いたしまして、私の新年のごあいさつといたします。(拍手) ○議長福井康夫君) それでは、本日の議事日程は、お手元に配付しております日程書のとおり行います。  日程第1 会議録署名議員決定議長福井康夫君) 日程第1、会議録署名議員決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、5番伊藤正三議員、15番谷本修一議員議長において指名いたします。  日程第2 会期決定議長福井康夫君) 日程第2、会期決定を行います。  本臨時会会期は、本日1日限りとすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長福井康夫君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会会期は、本日1日限りとすることに決定いたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告議長福井康夫君) 日程第3、説明のため説明を求めた者の報告でありますが、これは長谷川市長ほか、お手元に配付しておるとおりであります。  なお、本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。  以上、報告いたします。  日程第4 議案第1号 財産取得について ○議長福井康夫君) 日程第4、議案第1号を議題といたします。  提案理由説明を求めます。  長谷川市長。 ○市長長谷川稔君)(登壇) 新年を迎え、平成22年初議会に臨み、市民皆様の御多幸をお祈りし、ごあいさつを申し上げます。  人間の社会は連綿として生々流転、とどまることを知りません。人一人が一生かけて果たし得るものではなく、それだけに市政は選挙を通して任期を区切られた市民からの預かり物です。そうだとすれば、その時期、任に当たる市長市民生活に必要な施設整備していかなければ、早晩、市民生活は行き詰まってしまいます。困難であっても、最終的には必ず喜んでいただけると確信を持って、一簣の功を果たしていきたいと思いを強くしています。  本市ではこの間、重点課題であります若者定住化促進について、住宅を取得した若者に対する固定資産税の減免、保育料の引き下げや乳幼児及び小学生児童医療費助成等により、若者世帯経済的負担の軽減を図るとともに、倉吉周辺整備事業に代表される住みよいまちづくり基幹産業である農業を初めとする各種産業の振興に関する施策など、若者定住化を多面的にとらえて、効果が上がる取り組みを幅広く展開してまいりました。そして、今年度の新規事業として空き家バンク事業や結婚を促進する事業など、積極的な事業の展開を行っているところであります。  そして、国全体の傾向と同様、本市においても人口減少が続いている中で、本市から周辺町への人口流出減少傾向を示しており、これまで行ってきた施策が一定の効果を上げ、人口減少のペースを落とすことにつながっているのではないかと考えております。  平成22年度は第10次総合基本計画最終年度であります。その総仕上げとして、また次なる計画に移行させていくという観点からも、総合計画に掲げた各施策目標達成を意識した事業展開に傾注しなければならないと考えております。  特に、若者定住化促進によって人口の維持や増加を推進し、県中部定住自立圏中心市としての求心力を高めていきたいとの思いから、これまで取り組んできた施策のみにとらわれることなく、新たな施策の展開、特に定住検討するときに最も重要な要素である就労機会の確保に結びつくよう、産業振興に関する施策を最重点に取り組んでまいりたいと考えており、現在、その戦略を検討準備を進めているところであります。  このような中、昨年11月7日の始発からJR倉吉駅の仮駅舎が開業いたしました。現在では駅舎の取り壊し作業などがほぼ当初の予定どおり順調に進捗しているところですが、ホーム内の屋根に工事のため一部撤去した区域があるため、応急的な改善を申し入れているところであります。それにいたしましても、ことし12月の完成まで利用者の方には御不便をおかけをいたしますので、御理解、御協力をこの機会にお願い申し上げるものであります。  さて、国の平成22年度予算案が昨年12月25日に閣議決定されました。経済情勢の悪化を背景に税収大幅減が見込まれる中、一般会計総額は21年度当初比4.2%増の92兆2,992億円に膨らんだところであります。過去最大に膨らんだ一般会計総額に対し、税収は21年度当初見込みに比べ8兆7,070億円も少ない37兆3,960億円と見込まれており、結果として新規国債発行額は21年度当初より11兆90億円多い44兆3,030億円となり、公債依存度は過去最大の48%に上昇しています。当初予算ベース国債発行額税収を上回るのは戦後初の事態となっています。  また、平成22年度の地方財政対策も同時にまとまり、地方交付税総額は6.8%増の16兆8,935億円が確保されています。臨時財政対策債につきましては49.7%増の7兆7,069億円となり、過去最大の金額となっております。このほかの歳入では、地方税が10.2%減の32兆5,096億円と大きく落ち込んでおります。  他方、歳出のうち給与関係費は2%減の21兆6,900億円、一般行政経費単独分は21年度並みの13兆8,300億円、投資的経費単独分は15%減の6兆8,700億円などとなっており、地方財政計画歳入歳出規模は、地方税の減収や投資的経費の削減で0.5%減の82兆1,200億円となっているところであります。  地域主権を掲げられる新たな政権の新たな予算編成のもと、そして本市も22年度施政方針基本とした新年度予算編成に当たっては、このような本市を取り巻く財政環境を十分に考慮し、事業そのもののむだを省くだけではなく、高コストとなっていないかを精査し、最少の経費最大市民サービス効果が上げられるよう、漫然と陥ることなく作業を進めているところであります。  そして、来る来月13日、14日には市民対話集会として新年度予算案の概要を市民に公開する会をことしも開催する予定としております。この機会に、12月議会で提言のありました税、料の収納率向上の対応についてでありますが、現在、コンビニストアでの払い込みが可能とならないか、その導入に向けた検討収納システムの改修に係る事前の調査を進めており、また実施市町村の状況、情報も随時収集しているところであります。対象税目については、固定資産税市県民税軽自動車税などの市税だけではなく、国民健康保険料後期高齢者医療保険料保育料介護保険料住宅使用料給食費の料、特別会計である水道料金等も加えて検討を重ねることとし、導入実施を23年度開始を目標として、今、検討を進めているところであります。  本市基幹産業である農業の面では、国において新たに米戸別所得補償モデル事業が創設されております。これは米の標準的な生産に要する費用と販売価格との差額の助成として、定額部分は全国一律単価10アール当たり1万5,000円交付されるものであり、倉吉市の農家に支払われる総額は2億円程度と見込まれています。また、転作部分におきましては、産地確立対策等がなくなり、新たに水田利活用自給力向上事業が実施されることによって、現行に比べ1,100万円程度の減額が見込まれており、全体では1億9,000万円程度差し引き増額を見込んでいるものであります。  また、JA鳥取中央では、昨年11月には大阪の箕面市の阪急オアシス箕面店に青果物の特設販売コーナーを開設されました。これは鳥取中部地域で生産された農産物JA職員生産者が直接持ち込んで販売されるもので、これら新鮮で安心な商品が消費地都会地の方々に大変な好評を得ていると聞いており、私自身も今月末には視察したいと考えております。  また、市内においても昨年暮れオープンした満菜館では、連日、たくさんのお客様でにぎわっており、これら顔の見える農産物直売店舗事業は、JA鳥取中央におかれては全8店舗において販売高10億円を達成されたところで、生産者のさらなる生産意欲の向上が期待されるものであります。  倉吉水耕栽培施設においては、株式会社A&Eの御尽力により、昨年5月からトマトの収穫が始まり、この冬を迎えた現在も収穫が続いており、これらも楽しみにしているところであります。  また、ここでシビックセンターたからやにつきまして申し上げます。  平成15年1月に寄附の申し出を受け、その活用方法を協議するため、市民による協働プロジェクトたからやを設置し、その後、本市指定管理者第1号として、平成16年9月から特定非営利活動法人未来管理運営を行って5年4カ月が経過しております。当初は入居団体が少なく、通常の維持管理運営も苦労が見受けられたところでありますが、今日においては鳥取中部ふるさと広域連合委託事業である中部12万活性化チームや県の委託事業である家守事業、さらには子育て応援事業等倉吉市の地域づくり活動のために欠かせない施設として存在をしております。現在、1階には13団体が、2階には22団体が入居して、日々活動が展開されておりますが、本年3月で指定管理期間が終了することから、明日から公募をもって新たな指定管理受託者を求めていこうとしているものであります。  今、市民生活においては支えられ感のある地域福祉が求められているところであり、地域に身近な子育て総合支援センターとして、センター保育士による乳幼児のいる家庭への訪問や小・中学生と赤ちゃんのふれあい会開催など、地域子育て家庭や子供への支援を積極的に行っております。  また、高齢者福祉取り組みとして、地域包括支援センターを中心に地域事業所に出向き認知症サポーター養成講座を実施し、現在までに約2,800人の市民の方々に参加をいただき、地域における認知症対策取り組みを進めているところであります。  さらには、心の健康づくり事業として各地区でこころの健康講演会を昨年11月から開催をし、地域における取り組みを始めたところでもあります。  本年も「ワンフォアオール・オールフォアワン(一人は皆のために、皆は一人のために)」という視点を大切にしながら、お互いが支え合う地域福祉の充実に向けた取り組みを進めてまいります。  それでは、ただいま上程されました議案第1号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案第1号 財産取得についてでありますが、本案は、当初予算小・中学校教職員校務用パーソナルコンピューター200台の整備一般財源で予定をしておりましたが、その後、国の経済危機対策においてスクール・ニューディール構想が提唱され、推進のために必要な平成21年度補正予算が成立したことを受け、学校ICT環境整備事業を活用して、機能の古くなっているものの更新を含め311台を買い入れするもので、地元企業の育成と支援のため、鳥取オンキヨー株式会社で製造されている製品を指定し、去る12月22日に指名競争入札を執行いたしました。  その結果、株式会社倉吉愛進堂を落札者決定し、3,307万5,000円をもって仮契約を締結いたしましたので、この物件の買い入れについて、地方自治法第96条第1項第8号及び議会議決に付すべき契約及び財産取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、本市議会議決を求めるものであります。  以上、何とぞ慎重御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○議長福井康夫君) 続いて、質疑を行います。  3番大津昌克議員。 ○3番(大津昌克君) 今回、小・中学校パソコンの買いかえということで311台、3,307万5,000円、税込み価格ということで提示をされておりますが、311台でこれを割りますと、大体1台当たりが10万7,000円弱というふうになろうかと思います。本日ここだけのデータでは、どのようなパソコンなのかということが少しわかりづらいので、私は事前にちょっと調べたわけでありますが、仕様書をちょっと見させていただきますと、かなりハイスペックになっております。OSもウィンドウズ7、CPUも2.53ギガヘルツ、メモリー4ギガ、ハードディスク320ギガ以上というようなことで、かなりハイスペックの、今どきの新しい分、これだとなるほど、いろいろとソフトウエアも含めれば10万以上を超えるのかなあというところも納得はできるんでありますが、教職員先生方は、ここに搭載された機能をそこまで使う仕事をされるんであろうか。それとソフトが、ワープロソフトマイクロソフトオフィスワードと、それから一太郎というものをお使い、それからエクセル、表計算ソフト、それからプレゼンテーションパワーポイント、これだけのソフトが入っているということでありますが、このソフトをどのように使って、先ほど言った高スペック機能を使うパソコンが必要なのかということが少しお聞きをしたいところであります。  これは、何を言わんとするかといいますと、もう少しスペックを落とせば、1台当たり例えば1万円ぐらい安くなるというようなことであれば、全体で311万の減額ということも考えれるわけでありまして、本当に納税者皆さんが納付した税金を今回使うわけでありますので、その辺の努力も一つは必要なのかなと思って、これが本当に必要なものであるかどうかをお聞きをしたくて質問をいたしました。以上。 ○議長福井康夫君) 答弁を求めます。 ○教育長福井伸一郎君) 大津議員質問にお答え申し上げます。  先ほどありましたように、この教職員パソコン教職員の数に対しまして、その人数の不足分につきまして、先ほど提案の方にありましたように、補助事業を活用しながらのっていくものでございます。当初200台を予定しておりましたけれども、そこに補助事業がありましたので、そこと組み合わせながら、少しでも数多くということで311台というふうにしたものでございます。  先ほどありましたように、アプリケーションソフト、現在、ワードエクセル、これは標準装備ということになるかと思います。一太郎ということでございますが、いわゆる県の教育委員会関係、あるいは文科省関係の中で、文書が一太郎で流れてくる場合が非常に多うございます。そういったことも含めまして、それに対応できるものということを考えました。  そして今、もう学校の中ではプレゼンテーションというのは当然必要なことになってきております。そういったことの準備ができるものを予定したものでございます。  ソフトにつきましては、議員も御存じのように日進月歩の状況になってきております。そうしたものを準備させていただいたというところでございます。これは子供たち準備をする教職員につきましても必要なものだろうと考えて、しているところでございます。以上でございます。 ○3番(大津昌克君) なるほどソフトについては納得をいたしました。必要なものであろうというふうに思います。  もう1点、私が先ほど質問したことの中に、機能的なことの部分であります。かなり機能な、今で言う最先端の機種ではないかというふうに思われるわけであります。これをもう少し、いわゆるこの機能を落としたものを使えば少しでも安くなるのではないかというふうに考えるわけでありますが、それが機能を落とすことなく、この仕様書に書かれてあるスペックのものを使うことによって、教職員皆様のお仕事が円滑に図れるのかどうか、落とすわけにはいかないのかというところをもう一度ちょっとお願いしたいと思います。 ○教育長福井伸一郎君) 現在でも、例えばXPとか、そういったものでも十分活用できるかとは思います。しかし、それはいずれまたソフトはどんどんどんどん更新されていきますので、そうしたものを考えたものでございます。以上でございます。 ○議長福井康夫君) そのほか、質疑を。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君) 当初200台ということだったですが、これはあれですかいな、小学校で150、中学校で50、こういうふうに承知しとるわけです。予算、これはあれですな、学校管理費で執行ということで間違いないですな。同じようなのが教育振興費にも組んであるが、備品がな。これは学校管理費だ。  それで、当初は一般財源。それが景気対策でどういうふうに変わったんですか。ちょっとその当時の記憶がないわけだけども、どれぐらいが補助対象で、補助金が何ぼ来るのかというようなことに変わってきとるわけだな、説明では。その辺をちょっと初めに聞いておきたい。 ○教育次長河本篤史君) 御質問にお答えいたします。  当初予算におきましては、小・中学校教職員校務用パソコン200台を整備計画を考えておりまして、事業費一般財源として2,230万9,000円を当初予算に計上いたしました。その後でございますが、国のスクール・ニューディール構想推進によりまして、文部科学省の方から平成21年度の補正予算学校ICT環境整備事業補助事業とされたことで、当初の200台に機能の古くなったものの更新ということで補充をして、111台を追加しまして311台に変更いたしました。それで事業費が3,421万円、この分の国庫補助金が2分の1のものでございます。これを9月補正予算に計上しましてお認めをいただきまして国の方に申請をさせていただいたところでございまして、文部科学省の方からは、11月の8日付で交付決定通知が参ったものでございます。以上です。 ○16番(段塚廣文君) いや、そこで311台、これは小学校中学校を分けたら何台わてになって、事業費はどういうふうな配分になりますか。 ○教育次長河本篤史君) 御質問にお答えいたします。  311台の内訳になりますが、まず小学校、当初150台であったものが53台増大をしまして203台、それから中学校が50台だったものが58台で108台、計311台にしております。  それから、事業費ベースでございますが、ちょっと小・中学校の振り分けがあれですけど、当初、小学校の方、1,673万2,000円であったものが2,230万9,000円、それから中学校の方が当初557万7,000円であったものが1,190万1,000円というような内訳になっております。以上です。 ○16番(段塚廣文君) いや、それで、私の思うのは、小学校中学校予算、項が違うな。これは一括で契約されて、だから3,300万かな、何ぼかになっとるわけだな。これは、予算というのは、議会議決予算は項までだということになると、これ一括で契約したから一本だと言うけども、支出からすると項が違うわけだわな。これで間違いだとは言わんけど、これが適正だと思うがな。予算の面からいうと、ちゃんと分けてあるわけ、項が。そうすると、契約も別でもいいでないか。そうすると3,300万の一括した契約議決というのには当たらんじゃないかというふうな気もするが、そこらはどういう見解でやったか。 ○教育次長河本篤史君) 確かに小学校費中学校費予算、別々で立てております。別々で入札ということも可能ではないかとは思いますけど、同じ機種でございますし、そのあたり、入札を一本化でした方が経費的にもそういった面で少なく済むんではないかと思っていますし、それから国の補助事業ということもありますので、やはり2本に分けて、また先ほどもありましたけど、単価というものがそれぞれで違ってくるというのも、また適切でないところもあるんではないかと考えて、一本でこうやって今回、入札をさせていただきました。以上です。 ○16番(段塚廣文君) そのやり方が悪いとは言ってないだけどな、ただ、予算は項が違うわけだ。そうすると、入札は一本でええと思うですよ、当然。ただ、契約小学校中学校を別で契約をして、契約議決は2,000万をオーバーする小学校部分だけということでもよかったんじゃないかなという気がするわけだ。入札を2本にしなさいというわけじゃないですよ。入札は一本にして、契約小学校中学校、台数によってすればどうだったかえということを言っとるわけで。  というのが、なぜそのことを聞くというのは、当初予算で1,600万だったかな、150台。それで中学校は50台で550万か。初めちょっと補正の分がわからなんだけえ、契約議決するという話を聞いたときに、なるのかえという気がしとったわけだ。2,000万超すだかえというやな感じがしとったもんでね。補正補助対象になるし、事業費が増額になっとるからあれですけども、この方法が悪いことはないと思うけども、予算で、項できちんと分けてあるんで、小学校中学校と。そうすれば、入札は一本化しても契約小学校中学校分けて契約をして、議決小学校の2,000万をオーバーするものだけでよかったんじゃないかという気がしたわけで、この方法が悪いとは言ってないけども、そこらあたりは、こういう方法が適切であるということを聞けば、それで結構です。 ○教育次長河本篤史君) 今回提出させていただいた方法で適切にできているとは思っていますけど、そのあたりは、また研究はさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長福井康夫君) よろしいですか。  そのほか。  18番大田進議員。 ○18番(大田 進君) 私はまた違うこと、入札の経緯でちょっとお聞きしたいんですけど、私は自慢じゃないんですけど、そういうインターネットとかは一回も扱ったこともないし、ボタンも押したことがないんで、そういう専門的なことは一つもわからないんですが、入札で、予定価格が3,412万5,000円ですか、入札書の比較価格が税抜きで3,250万。これは、予定価格は公表されたのかどうか、業者に。それをまずお聞きしたい。  それと、これ100万ほどなんですね、金額的に。入札予定価格から100万落ちで入札されとる。これ、こういう機材には向かないかもわからないんですが、大体94%以上やったら談合に限りなく近いというようなことを言われとる、大体が。この教育関係ので結構、この問題じゃないんですけど、私、3月議会では聞こうとは思うんですけど、小鴨小学校の問題とか鴨中の問題でちょっとあるんですけど、これ予定価格はどうやって立てられたのか、だれが立てられたのか、予定価格、どういう方法で。ここから見積もりを、ここの今回入札に入った7社の中から見積もりをとられたのかどうか、それをまずお聞きします。 ○教育次長河本篤史君) 御質問にお答えいたします。  公表は、する必要がないというぐあいで考えております。予定価格の公表と言われましたけど。しておりません。  それから、予定価格の立て方ということになりますけど、機種というものが決まってますんで、その機種1台当たりの機種の見積もりをとらせていただきまして、それからあと諸経費等を考えて、この予定価格が立てられております。これはあくまでも担当課内で、担当課の方で予定価格は立てております。 ○18番(大田 進君) 予定価格の公表をしてないということで、それでこれ、なら3,250万以上のところはなかったんかな。失格者とかいうのはないわけ、これは、今回は。予定価格以上やったら失格とか、そういうのが大体あるんやけど、今回はないんかどうか、まずそれと、それと、どこの見積もりでとられたのか、それもさっき聞いたんですけど。予定価格を決めるのに。どこの、ここに書いてあるところから見積もり、その機種はと言われたんですけど、価格のことを私は聞いておるんです。その予定価格を決めるのに、どこの会社の見積もりをとられたのか、それを聞かせていただきたい。 ○教育次長河本篤史君) 失格等はございませんでした。  それから、今回のこの製品でございますが、秋喜にあります鳥取オンキヨー株式会社パソコンでございまして、この鳥取オンキヨーにつきましては、親会社の方のオーディオ機器メーカー、オンキヨーが2008年の9月にパソコン機器メーカーのSOTECと合併したものでございます。このSOTECブランドのパソコンの最終組み立て工程というものをこのオンキヨーさんの方が担当しておられるようでして、これは「MADE IN JAPAN 倉吉発」というロゴシールを張ったパソコンを全国に出荷しておられます。そういった関係で今回、このオンキヨーのSOTEC製品を、まずこれを指定して、そこの中で市内の小売業者、本店が倉吉にある5社と、それからオンキヨーさんも含めたコンピューター会社、この7つの社に入札の案内をしたわけでございますが、そこの中でオンキヨーさんの方は御辞退されました。市内企業、市内のこういった小売業者の方でということで。そういった中で、先ほどもオンキヨーの方の製品でございますので、このパソコンの単価というものがどの程度かというようなことで、そういったものを参考にして担当課の方で予定価格を設定したものでございます。以上です。 ○18番(大田 進君) わかったようなわからんような、何か今説明やったんですけど、入札辞退。指名したら、すぐに入札辞退いうて返ってきたんですか。それとも何か。  本当はここに入ってもらうのが一番安い価格で落とされたんじゃないかと。ここのオンキヨーに入ってもらったら、本当は。つくったところでしょう。つくったところが入ってくれたら一番安く落としてもらえる。あんたのところの製品を買うんやから、今回は辞退しといてえなとか、そういうのじゃないんですよね、もちろん。何かちょっと、大概こういうのはオンキヨーさんが大体とる、普通、入札。それが今度は何か倉吉の業者のことを思って、その意味がはっきりわからんのです。100万ですよ、たったの。たったのと言ったらおかしいかも。3,300万で、それで、それ以上書いてたところが何社ぐらいあったんか、もう一回聞かせてもらえますか。その予定価格の3,250万ですか、税抜きで。それ以上の入札金額を書いていたとこは何社あったのか、それを聞かせてください。 ○教育次長河本篤史君) 御質問にお答えいたします。  税抜きで予定価格が3,250万ということで、それ以上の額を書いたところということでございますが、落札されたところが3,150万でございました。それ以上は5社ということになります。(発言する者あり)が、5社ということですね。3,250万以上超えたという。(発言する者あり)辞退をされたということですか。(発言する者あり)予定価格以上ですね、はい。以上です。 ○18番(大田 進君) あのね、こういうのが不思議なんだ、大体。大体予定価格も公表したらいいじゃない。なぜ予定価格の公表をしない。今、建設課なんかは予定価格の公表やるんでしょう。やってるんですよ、予定価格の公表。なぜ予定価格の公表をしない。今、予定価格の公表ってなっとるんじゃないですか、大体。予定価格の公表をしないんですか。これが談合の巣になるんだ、これが。予定価格の公表をしない。するんでしょう、みんな建設課もみんな、予定価格。それで、その予定価格を下回っとるところが1社だけだと。予定価格を下回ったところが1社だけやって落ちたわけでしょう、今回。何で予定価格の公表をしない。少しでも安くしてもらおうと思って、さっき3番議員さんですか、そういう機能的な面で少しでも安くなればというようなことを言われた。確かにそれもそうやし、それともう一つは入札で、なぜ予定価格の公表をしなかったのか。それを教えていただきたい。もう最後なんでね、もうあと1回しかないんでね、ちょっとわかるように、なぜ建設の、え、これで終わり。ならもうちょっと何とか。(「これで終わりね」と呼ぶ者あり) ○議長福井康夫君) 今4回目です。 ○18番(大田 進君) そうやろ。うそばっかり言うな。  予定価格の公表をなぜしなかったのか、今回。大概するんでしょ、今はしてないんですか、これ、倉吉。予定価格の公表はしてるんでしょう。 ○教育次長河本篤史君) 大田議員の御質問にお答えいたします。
     仰せのとおり建設工事等につきましては予定価格の公表がなされております。ただ、この物品については、そういった予定価格の公表というものは定められておらないということです。以上です。(発言する者あり)  物品関係につきましては、そういった予定価格を公表ということは定められていないということで、しておりません。 ○18番(大田 進君) あのね、定められてないって、そういうことを聞いとるんじゃないんです。なら建設のは、もう予定価格の公表いうのは定めてあるんですか、それ、何かではっきりと、全部公表するように、予定価格の公表は。なら、なぜ、定められてないって、さっきも3番議員が言われた、少しでも安くしようと思えば、それと、もう製品は決まっとるわけでしょう、もうオンキヨーの製品やということは。それやったらもう値段も下げてもらうのが一番いいわけでしょう、とったところが。そうでしょう。これ、まだそこの入札で落とした業者がいろんなところの製品に当たってみて、もっと安い製品があるからそこのを入れる、だからここまでの金額でも採算が合うとかなんとかでやるのが普通の入札ですけど、今回はもうオンキヨーのコンピューターですか、それのということはもう指定しているわけでしょう、そこのを買うということは。それやったら少しでも安くしてもらうための方策をとればいいんじゃないですか。それやったら予定価格をつけるべきじゃないですか。おかしいでしょう。そう思いませんか。予定価格を私はつけるべきだなと思うんですけどね、こういうのこそ。何ら問題ないんじゃないですか、そこの製品を買うわけやから。限りなくそこの製品に近いように落としてもらうのが一番安いんです。そやからさっきも言ったようにオンキヨーが入ってくれれば一番よかったんです。しかし辞退された。で、予定価格からほんの少しだけ下回ったところが落とされてる。  私はこの愛進堂いうところね、一生懸命やっておられるんですよね、営業活動を。市役所で一番よく見るのが愛進堂の人なんです。これは私、ここの会社は忘れられないんですよ、忘れようとしても。15年前に、不幸な事件やったんですけど、自殺者まで出た市役所の裏金づくりの会社がここだったんですね。会長も亡くなられた、総務部長をしておられた収入役候補になられた方も自殺された、そういうようなことがあって、私はここを物すごう、この入札いうのは結構関心持っとった。そしたらね、こういうので予定価格も知らせてない、そういう定めてないから、しかし、これからはもっとわかりやすい方法でやっていただきたい。偶然にもこれ、6社がみんなこれ以上のことを、予定価格以上のことをほんま書くなんてね、これは本当、私、考えられんのんよ。予定価格でも漏らしたんじゃないかなと思うぐらいに思うんです、1社にだけ。まあ終わります。 ○議長福井康夫君) 答弁して。(大田議員「もうええです、答弁は」と呼ぶ)  そのほか質疑はよろしいでしょうか。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。ただいま質疑を終結した議案は委員会付託を省略し、この際、討論、採決を行うことに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  それでは、議案第1号について討論を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長福井康夫君) 討論を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより採決を行います。  議案第1号 財産取得について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。  以上で、本臨時会に付議された事件は終了いたしました。  これをもって平成22年第1回倉吉市議会臨時会を閉会いたします。                 午後4時21分 閉会              署        名 この会議録の正当なることを認め署名する。  倉吉市議会議長    〃 議 員    〃 議 員...