次に、
地方行政をめぐる最近の動向でありますが、
平成19年4月発足の
地方分権改革推進委員会は3年間の
時限立法であり、いよいよ今年度で期限を迎えることとなります。最終となる第4次の勧告も昨年11月に勧告され、直ちに設置された
地域主権戦略会議の
推進基盤が今後のかぎとなってきています。今後、
監査機能の
充実強化、また
議会制度の
改革、
平成22年度
地方税制改正などは新
政権の真価が問われる、まさに一丁目一番地であろうと思っております。
一方、
本市ではそれぞれ厳しい
倉吉市議会議員選挙と
市長選挙を終え、新体制も発足をいたしました。今日の時代の大きな転換期の中だからこそ、やはり病気や失業、老後といった、だれもが持つリスクへの不安に対して、行政がきちんとした
セーフティーネットを
整備し、
市民が
安心感を得るという
市民生活本位の
市政の実現を目指していきたいと実感をしています。その意味で、ことしは21世紀を迎え10年目の節目であり、次の10年に向けた
政治経済の進むべき
基本を「
経世済民」、つまり世の中、社会を治め、
市民の苦しみを救うというこの「
経世済民」出発の年でありたいと願うものであります。
私は、7年前も申し上げましたが、就任以来「一日生涯」という気持ちを抱き、任に当たらせていただいております。今日の難局を
皆様とともに、創意と勇気と熱意を持って
倉吉の
地域力をさらに高めていきたいと思います。
終わりに、本年が
皆様の一層の御健勝と希望に満ちたすばらしい年となりますように、そして
市政の限りない飛躍、発展を祈念いたしまして、私の新年のご
あいさつといたします。(拍手)
○
議長(
福井康夫君) それでは、本日の
議事日程は、お手元に配付しております
日程書のとおり行います。
日程第1
会議録署名議員の
決定
○
議長(
福井康夫君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、5番
伊藤正三議員、15番
谷本修一議員を
議長において指名いたします。
日程第2
会期の
決定
○
議長(
福井康夫君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
本
臨時会の
会期は、本日1日限りとすることに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福井康夫君) 御
異議なしと認めます。よって、本
臨時会の
会期は、本日1日限りとすることに
決定いたしました。
日程第3
説明のため出席を求めた者の
報告
○
議長(
福井康夫君)
日程第3、
説明のため
説明を求めた者の
報告でありますが、これは
長谷川市長ほか、お手元に配付しておるとおりであります。
なお、本日届け出のあった
事故者は、
議員及び当局ともありません。
以上、
報告いたします。
日程第4
議案第1号
財産の
取得について
○
議長(
福井康夫君)
日程第4、
議案第1号を議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
長谷川市長。
○
市長(
長谷川稔君)(登壇) 新年を迎え、
平成22
年初議会に臨み、
市民の
皆様の御多幸をお祈りし、ご
あいさつを申し上げます。
人間の社会は連綿として生々流転、とどまることを知りません。人一人が一生かけて果たし得るものではなく、それだけに
市政は選挙を通して任期を区切られた
市民からの預かり物です。そうだとすれば、その時期、任に当たる
市長は
市民生活に必要な
施設を
整備していかなければ、早晩、
市民生活は行き詰まってしまいます。困難であっても、最終的には必ず喜んでいただけると確信を持って、一簣の功を果たしていきたいと思いを強くしています。
本市ではこの間、
重点課題であります
若者の
定住化促進について、住宅を
取得した
若者に対する
固定資産税の減免、
保育料の引き下げや
乳幼児及び
小学生児童の
医療費助成等により、
若者世帯の
経済的負担の軽減を図るとともに、
倉吉駅
周辺整備事業に代表される住みよい
まちづくり、
基幹産業である農業を初めとする
各種産業の振興に関する
施策など、
若者定住化を多面的にとらえて、
効果が上がる
取り組みを幅広く展開してまいりました。そして、今年度の
新規事業として
空き家バンク事業や結婚を促進する
事業など、積極的な
事業の展開を行っているところであります。
そして、国全体の傾向と同様、
本市においても
人口減少が続いている中で、
本市から周辺町への
人口流出は
減少傾向を示しており、これまで行ってきた
施策が一定の
効果を上げ、
人口減少のペースを落とすことにつながっているのではないかと考えております。
平成22年度は第10次
総合基本計画の
最終年度であります。その総仕上げとして、また次なる計画に移行させていくという観点からも、
総合計画に掲げた各
施策の
目標達成を意識した
事業展開に傾注しなければならないと考えております。
特に、
若者の
定住化促進によって人口の維持や増加を
推進し、
県中部定住自立圏の
中心市としての求心力を高めていきたいとの思いから、これまで取り組んできた
施策のみにとらわれることなく、新たな
施策の展開、特に
定住を
検討するときに最も重要な要素である
就労機会の確保に結びつくよう、
産業振興に関する
施策を最重点に取り組んでまいりたいと考えており、現在、その戦略を
検討、
準備を進めているところであります。
このような中、昨年11月7日の始発から
JR倉吉駅の仮駅舎が開業いたしました。現在では駅舎の
取り壊し作業などがほぼ当初の予定どおり順調に進捗しているところですが、ホーム内の屋根に工事のため一部撤去した区域があるため、応急的な改善を申し入れているところであります。それにいたしましても、ことし12月の完成まで
利用者の方には御不便をおかけをいたしますので、御理解、御協力をこの機会にお願い申し上げるものであります。
さて、国の
平成22
年度予算案が昨年12月25日に閣議
決定されました。
経済情勢の悪化を背景に
税収の
大幅減が見込まれる中、
一般会計総額は21年度当初比4.2%増の92兆2,992億円に膨らんだところであります。過去
最大に膨らんだ
一般会計総額に対し、
税収は21年度当初見込みに比べ8兆7,070億円も少ない37兆3,960億円と見込まれており、結果として
新規国債発行額は21年度当初より11兆90億円多い44兆3,030億円となり、
公債依存度は過去
最大の48%に上昇しています。当初
予算ベースで
国債発行額が
税収を上回るのは戦後初の事態となっています。
また、
平成22年度の
地方財政対策も同時にまとまり、
地方交付税総額は6.8%増の16兆8,935億円が確保されています。
臨時財政対策債につきましては49.7%増の7兆7,069億円となり、過去
最大の金額となっております。このほかの歳入では、
地方税が10.2%減の32兆5,096億円と大きく落ち込んでおります。
他方、歳出のうち
給与関係費は2%減の21兆6,900億円、
一般行政経費単独分は21年度並みの13兆8,300億円、
投資的経費単独分は15%減の6兆8,700億円などとなっており、
地方財政計画の
歳入歳出規模は、
地方税の減収や
投資的経費の削減で0.5%減の82兆1,200億円となっているところであります。
地域主権を掲げられる新たな
政権の新たな
予算編成のもと、そして
本市も22年度
施政方針を
基本とした新
年度予算編成に当たっては、このような
本市を取り巻く
財政環境を十分に考慮し、
事業そのもののむだを省くだけではなく、高コストとなっていないかを精査し、最少の
経費で
最大の
市民サービスの
効果が上げられるよう、漫然と陥ることなく作業を進めているところであります。
そして、来る来月13日、14日には
市民対話集会として新
年度予算案の概要を
市民に公開する会をことしも開催する予定としております。この機会に、12月
議会で提言のありました税、料の
収納率向上の対応についてでありますが、現在、コンビニストアでの払い込みが可能とならないか、その導入に向けた
検討、
収納システムの改修に係る事前の調査を進めており、また
実施市町村の状況、情報も随時収集しているところであります。
対象税目については、
固定資産税、
市県民税、
軽自動車税などの
市税だけではなく、
国民健康保険料、
後期高齢者医療保険料、
保育料、
介護保険料、
住宅使用料、
給食費の料、
特別会計である
水道料金等も加えて
検討を重ねることとし、
導入実施を23年度開始を目標として、今、
検討を進めているところであります。
本市の
基幹産業である農業の面では、国において新たに
米戸別所得補償モデル事業が創設されております。これは米の標準的な生産に要する費用と
販売価格との差額の助成として、
定額部分は全国一律単価10アール
当たり1万5,000円交付されるものであり、
倉吉市の農家に支払われる総額は2億円
程度と見込まれています。また、
転作部分におきましては、
産地確立対策等がなくなり、新たに
水田利活用自給力向上事業が実施されることによって、現行に比べ1,100万円
程度の減額が見込まれており、全体では1億9,000万円
程度の
差し引き増額を見込んでいるものであります。
また、
JA鳥取中央では、昨年11月には大阪の箕面市の
阪急オアシス箕面店に青果物の
特設販売コーナーを開設されました。これは
鳥取県
中部地域で生産された
農産物を
JA職員と
生産者が直接持ち込んで販売されるもので、これら新鮮で安心な商品が
消費地、
都会地の方々に大変な好評を得ていると聞いており、私自身も今月末には視察したいと考えております。
また、市内においても昨年暮れオープンした満菜館では、連日、たくさんのお客様でにぎわっており、これら顔の見える
農産物の
直売店舗事業は、
JA鳥取中央におかれては全8店舗において
販売高10億円を達成されたところで、
生産者のさらなる
生産意欲の向上が期待されるものであります。
倉吉水耕栽培施設においては、
株式会社A&Eの御尽力により、昨年5月からトマトの収穫が始まり、この冬を迎えた現在も収穫が続いており、これらも楽しみにしているところであります。
また、ここで
シビックセンターたからやにつきまして申し上げます。
平成15年1月に寄附の申し出を受け、その
活用方法を協議するため、
市民による
協働プロジェクトたからやを設置し、その後、
本市の
指定管理者第1号として、
平成16年9月から特定非
営利活動法人未来が
管理運営を行って5年4カ月が経過しております。当初は
入居団体が少なく、通常の
維持管理運営も苦労が見受けられたところでありますが、今日においては
鳥取中部ふるさと広域連合の
委託事業である
中部12万
活性化チームや県の
委託事業である
家守事業、さらには
子育て応援事業等、
倉吉市の
地域づくり活動のために欠かせない
施設として存在をしております。現在、1階には13団体が、2階には22団体が入居して、日々活動が展開されておりますが、本年3月で
指定管理期間が終了することから、明日から公募をもって新たな
指定管理受託者を求めていこうとしているものであります。
今、
市民生活においては支えられ感のある
地域福祉が求められているところであり、
地域に身近な
子育て総合支援センターとして、
センターの
保育士による
乳幼児のいる家庭への訪問や小・中学生と赤ちゃんのふれあい
会開催など、
地域の
子育て家庭や子供への
支援を積極的に行っております。
また、
高齢者福祉の
取り組みとして、
地域包括支援センターを中心に
地域や
事業所に出向き
認知症サポーター養成講座を実施し、現在までに約2,800人の
市民の方々に参加をいただき、
地域における
認知症対策の
取り組みを進めているところであります。
さらには、心の
健康づくり事業として各地区でこころの
健康講演会を昨年11月から開催をし、
地域における
取り組みを始めたところでもあります。
本年も「ワンフォアオール・オールフォアワン(一人は皆のために、皆は一人のために)」という視点を大切にしながら、お互いが支え合う
地域福祉の充実に向けた
取り組みを進めてまいります。
それでは、ただいま上程されました
議案第1号につきまして、
提案理由の御
説明を申し上げます。
議案第1号
財産の
取得についてでありますが、本案は、当初
予算で
小・中学校教職員の
校務用パーソナルコンピューター200台の
整備を
一般財源で予定をしておりましたが、その後、国の
経済危機対策において
スクール・ニューディール構想が提唱され、
推進のために必要な
平成21年度
補正予算が成立したことを受け、
学校ICT環境整備事業を活用して、
機能の古くなっているものの更新を含め311台を買い入れするもので、
地元企業の育成と
支援のため、
鳥取オンキヨー株式会社で製造されている製品を指定し、去る12月22日に
指名競争入札を執行いたしました。
その結果、
株式会社倉吉愛進堂を
落札者と
決定し、3,307万5,000円をもって仮
契約を締結いたしましたので、この物件の買い入れについて、
地方自治法第96条第1項第8号及び
議会の
議決に付すべき
契約及び
財産の
取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、本
市議会の
議決を求めるものであります。
以上、何とぞ慎重御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
福井康夫君) 続いて、質疑を行います。
3番
大津昌克議員。
○3番(
大津昌克君) 今回、
小・中学校の
パソコンの買いかえということで311台、3,307万5,000円、
税込み価格ということで提示をされておりますが、311台でこれを割りますと、大体1台
当たりが10万7,000円弱というふうになろうかと思います。本日ここだけのデータでは、どのような
パソコンなのかということが少しわかりづらいので、私は事前にちょっと調べたわけでありますが、
仕様書をちょっと見させていただきますと、
かなりの
ハイスペックになっております。OSもウィンドウズ7、CPUも2.53ギガヘルツ、メモリー4ギガ、ハードディスク320ギガ以上というようなことで、
かなりの
ハイスペックの、今どきの新しい分、これだとなるほど、いろいろと
ソフトウエアも含めれば10万以上を超えるのかなあというところも納得はできるんでありますが、
教職員の
先生方は、ここに搭載された
機能をそこまで使う仕事をされるんであろうか。それと
ソフトが、ワープロ
ソフトが
マイクロソフトオフィスの
ワードと、それから
一太郎というものをお使い、それから
エクセル、表
計算ソフト、それから
プレゼンテーションの
パワーポイント、これだけの
ソフトが入っているということでありますが、この
ソフトをどのように使って、
先ほど言った高
スペックの
機能を使う
パソコンが必要なのかということが少しお聞きをしたいところであります。
これは、何を言わんとするかといいますと、もう少し
スペックを落とせば、1台
当たり例えば1万円ぐらい安くなるというようなことであれば、全体で311万の減額ということも考えれるわけでありまして、本当に
納税者の
皆さんが納付した税金を今回使うわけでありますので、その辺の努力も一つは必要なのかなと思って、これが本当に必要なものであるかどうかをお聞きをしたくて
質問をいたしました。以上。
○
議長(
福井康夫君) 答弁を求めます。
○
教育長(
福井伸一郎君)
大津議員の
質問にお答え申し上げます。
先ほどありましたように、この
教職員の
パソコン、
教職員の数に対しまして、その人数の
不足分につきまして、
先ほど提案の方にありましたように、
補助事業を活用しながらのっていくものでございます。当初200台を予定しておりましたけれども、そこに
補助事業がありましたので、そこと組み合わせながら、少しでも数多くということで311台というふうにしたものでございます。
先ほどありましたように、
アプリケーションソフト、現在、
ワード、
エクセル、これは
標準装備ということになるかと思います。
一太郎ということでございますが、いわゆる県の
教育委員会関係、あるいは
文科省関係の中で、文書が
一太郎で流れてくる場合が非常に多うございます。そういったことも含めまして、それに対応できるものということを考えました。
そして今、もう学校の中では
プレゼンテーションというのは当然必要なことになってきております。そういったことの
準備ができるものを予定したものでございます。
ソフトにつきましては、
議員も御存じのように日進月歩の状況になってきております。そうしたものを
準備させていただいたというところでございます。これは
子供たちの
準備をする
教職員につきましても必要なものだろうと考えて、しているところでございます。以上でございます。
○3番(
大津昌克君) なるほど
ソフトについては納得をいたしました。必要なものであろうというふうに思います。
もう1点、私が
先ほど質問したことの中に、
機能的なことの
部分であります。
かなり高
機能な、今で言う最先端の機種ではないかというふうに思われるわけであります。これをもう少し、いわゆるこの
機能を落としたものを使えば少しでも安くなるのではないかというふうに考えるわけでありますが、それが
機能を落とすことなく、この
仕様書に書かれてある
スペックのものを使うことによって、
教職員の
皆様のお仕事が円滑に図れるのかどうか、落とすわけにはいかないのかというところをもう一度ちょっとお願いしたいと思います。
○
教育長(
福井伸一郎君) 現在でも、例えばXPとか、そういったものでも十分活用できるかとは思います。しかし、それはいずれまた
ソフトはどんどんどんどん更新されていきますので、そうしたものを考えたものでございます。以上でございます。
○
議長(
福井康夫君) そのほか、質疑を。
16番
段塚廣文議員。
○16番(
段塚廣文君) 当初200台ということだったですが、これはあれですかいな、
小学校で150、
中学校で50、こういうふうに承知しとるわけです。
予算、これはあれですな、
学校管理費で執行ということで間違いないですな。同じようなのが
教育振興費にも組んであるが、備品がな。これは
学校管理費だ。
それで、当初は
一般財源。それが
景気対策でどういうふうに変わったんですか。ちょっとその当時の記憶がないわけだけども、どれぐらいが
補助対象で、
補助金が何ぼ来るのかというようなことに変わってきとるわけだな、
説明では。その辺をちょっと初めに聞いておきたい。
○
教育次長(
河本篤史君) 御
質問にお答えいたします。
当初
予算におきましては、
小・中学校教職員の
校務用パソコン200台を
整備計画を考えておりまして、
事業費は
一般財源として2,230万9,000円を当初
予算に計上いたしました。その後でございますが、国の
スクール・ニューディール構想の
推進によりまして、
文部科学省の方から
平成21年度の
補正予算で
学校ICT環境整備事業が
補助事業とされたことで、当初の200台に
機能の古くなったものの更新ということで補充をして、111台を追加しまして311台に変更いたしました。それで
事業費が3,421万円、この分の
国庫補助金が2分の1のものでございます。これを9月
補正予算に計上しましてお認めをいただきまして国の方に申請をさせていただいたところでございまして、
文部科学省の方からは、11月の8日付で
交付決定通知が参ったものでございます。以上です。
○16番(
段塚廣文君) いや、そこで311台、これは
小学校と
中学校を分けたら何台わてになって、
事業費はどういうふうな配分になりますか。
○
教育次長(
河本篤史君) 御
質問にお答えいたします。
311台の内訳になりますが、まず
小学校、当初150台であったものが53台増大をしまして203台、それから
中学校が50台だったものが58台で108台、計311台にしております。
それから、
事業費ベースでございますが、ちょっと
小・中学校の振り分けがあれですけど、当初、
小学校の方、1,673万2,000円であったものが2,230万9,000円、それから
中学校の方が当初557万7,000円であったものが1,190万1,000円というような内訳になっております。以上です。
○16番(
段塚廣文君) いや、それで、私の思うのは、
小学校、
中学校、
予算、項が違うな。これは一括で
契約されて、だから3,300万かな、何ぼかになっとるわけだな。これは、
予算というのは、
議会議決の
予算は項までだということになると、これ一括で
契約したから一本だと言うけども、支出からすると項が違うわけだわな。これで間違いだとは言わんけど、これが適正だと思うがな。
予算の面からいうと、ちゃんと分けてあるわけ、項が。そうすると、
契約も別でもいいでないか。そうすると3,300万の一括した
契約議決というのには当たらんじゃないかというふうな気もするが、そこらはどういう見解でやったか。
○
教育次長(
河本篤史君) 確かに
小学校費と
中学校費、
予算、別々で立てております。別々で
入札ということも可能ではないかとは思いますけど、同じ機種でございますし、そのあたり、
入札を一本化でした方が
経費的にもそういった面で少なく済むんではないかと思っていますし、それから国の
補助事業ということもありますので、やはり2本に分けて、また
先ほどもありましたけど、単価というものがそれぞれで違ってくるというのも、また適切でないところもあるんではないかと考えて、一本でこうやって今回、
入札をさせていただきました。以上です。
○16番(
段塚廣文君) そのやり方が悪いとは言ってないだけどな、ただ、
予算は項が違うわけだ。そうすると、
入札は一本でええと思うですよ、当然。ただ、
契約は
小学校、
中学校を別で
契約をして、
契約議決は2,000万をオーバーする
小学校の
部分だけということでもよかったんじゃないかなという気がするわけだ。
入札を2本にしなさいというわけじゃないですよ。
入札は一本にして、
契約は
小学校、
中学校、台数によってすればどうだったかえということを言っとるわけで。
というのが、なぜそのことを聞くというのは、当初
予算で1,600万だったかな、150台。それで
中学校は50台で550万か。初めちょっと
補正の分がわからなんだけえ、
契約議決するという話を聞いたときに、なるのかえという気がしとったわけだ。2,000万超すだかえというやな感じがしとったもんでね。
補正で
補助対象になるし、
事業費が増額になっとるからあれですけども、この方法が悪いことはないと思うけども、
予算で、項できちんと分けてあるんで、
小学校、
中学校と。そうすれば、
入札は一本化しても
契約は
小学校、
中学校分けて
契約をして、
議決は
小学校の2,000万をオーバーするものだけでよかったんじゃないかという気がしたわけで、この方法が悪いとは言ってないけども、そこらあたりは、こういう方法が適切であるということを聞けば、それで結構です。
○
教育次長(
河本篤史君) 今回提出させていただいた方法で適切にできているとは思っていますけど、そのあたりは、また研究はさせていただきたいと思います。以上です。
○
議長(
福井康夫君) よろしいですか。
そのほか。
18番大田進
議員。
○18番(大田 進君) 私はまた違うこと、
入札の経緯でちょっとお聞きしたいんですけど、私は自慢じゃないんですけど、そういうインターネットとかは一回も扱ったこともないし、ボタンも押したことがないんで、そういう専門的なことは一つもわからないんですが、
入札で、予定価格が3,412万5,000円ですか、
入札書の比較価格が税抜きで3,250万。これは、予定価格は公表されたのかどうか、業者に。それをまずお聞きしたい。
それと、これ100万ほどなんですね、金額的に。
入札予定価格から100万落ちで
入札されとる。これ、こういう機材には向かないかもわからないんですが、大体94%以上やったら談合に限りなく近いというようなことを言われとる、大体が。この教育関係ので結構、この問題じゃないんですけど、私、3月
議会では聞こうとは思うんですけど、小鴨
小学校の問題とか鴨中の問題でちょっとあるんですけど、これ予定価格はどうやって立てられたのか、だれが立てられたのか、予定価格、どういう方法で。ここから見積もりを、ここの今回
入札に入った7社の中から見積もりをとられたのかどうか、それをまずお聞きします。
○
教育次長(
河本篤史君) 御
質問にお答えいたします。
公表は、する必要がないというぐあいで考えております。予定価格の公表と言われましたけど。しておりません。
それから、予定価格の立て方ということになりますけど、機種というものが決まってますんで、その機種1台
当たりの機種の見積もりをとらせていただきまして、それからあと諸
経費等を考えて、この予定価格が立てられております。これはあくまでも担当課内で、担当課の方で予定価格は立てております。
○18番(大田 進君) 予定価格の公表をしてないということで、それでこれ、なら3,250万以上のところはなかったんかな。失格者とかいうのはないわけ、これは、今回は。予定価格以上やったら失格とか、そういうのが大体あるんやけど、今回はないんかどうか、まずそれと、それと、どこの見積もりでとられたのか、それもさっき聞いたんですけど。予定価格を決めるのに。どこの、ここに書いてあるところから見積もり、その機種はと言われたんですけど、価格のことを私は聞いておるんです。その予定価格を決めるのに、どこの会社の見積もりをとられたのか、それを聞かせていただきたい。
○
教育次長(
河本篤史君) 失格等はございませんでした。
それから、今回のこの製品でございますが、秋喜にあります
鳥取オンキヨー株式会社の
パソコンでございまして、この
鳥取オンキヨーにつきましては、親会社の方のオーディオ機器メーカー、オンキヨーが2008年の9月に
パソコン機器メーカーのSOTECと合併したものでございます。このSOTECブランドの
パソコンの最終組み立て工程というものをこのオンキヨーさんの方が担当しておられるようでして、これは「MADE IN JAPAN
倉吉発」というロゴシールを張った
パソコンを全国に出荷しておられます。そういった関係で今回、このオンキヨーのSOTEC製品を、まずこれを指定して、そこの中で市内の小売業者、本店が
倉吉にある5社と、それからオンキヨーさんも含めたコンピューター会社、この7つの社に
入札の案内をしたわけでございますが、そこの中でオンキヨーさんの方は御辞退されました。市内企業、市内のこういった小売業者の方でということで。そういった中で、
先ほどもオンキヨーの方の製品でございますので、この
パソコンの単価というものがどの
程度かというようなことで、そういったものを参考にして担当課の方で予定価格を設定したものでございます。以上です。
○18番(大田 進君) わかったようなわからんような、何か今
説明やったんですけど、
入札辞退。指名したら、すぐに
入札辞退いうて返ってきたんですか。それとも何か。
本当はここに入ってもらうのが一番安い価格で落とされたんじゃないかと。ここのオンキヨーに入ってもらったら、本当は。つくったところでしょう。つくったところが入ってくれたら一番安く落としてもらえる。あんたのところの製品を買うんやから、今回は辞退しといてえなとか、そういうのじゃないんですよね、もちろん。何かちょっと、大概こういうのはオンキヨーさんが大体とる、普通、
入札。それが今度は何か
倉吉の業者のことを思って、その意味がはっきりわからんのです。100万ですよ、たったの。たったのと言ったらおかしいかも。3,300万で、それで、それ以上書いてたところが何社ぐらいあったんか、もう一回聞かせてもらえますか。その予定価格の3,250万ですか、税抜きで。それ以上の
入札金額を書いていたとこは何社あったのか、それを聞かせてください。
○
教育次長(
河本篤史君) 御
質問にお答えいたします。
税抜きで予定価格が3,250万ということで、それ以上の額を書いたところということでございますが、落札されたところが3,150万でございました。それ以上は5社ということになります。(発言する者あり)が、5社ということですね。3,250万以上超えたという。(発言する者あり)辞退をされたということですか。(発言する者あり)予定価格以上ですね、はい。以上です。
○18番(大田 進君) あのね、こういうのが不思議なんだ、大体。大体予定価格も公表したらいいじゃない。なぜ予定価格の公表をしない。今、建設課なんかは予定価格の公表やるんでしょう。やってるんですよ、予定価格の公表。なぜ予定価格の公表をしない。今、予定価格の公表ってなっとるんじゃないですか、大体。予定価格の公表をしないんですか。これが談合の巣になるんだ、これが。予定価格の公表をしない。するんでしょう、みんな建設課もみんな、予定価格。それで、その予定価格を下回っとるところが1社だけだと。予定価格を下回ったところが1社だけやって落ちたわけでしょう、今回。何で予定価格の公表をしない。少しでも安くしてもらおうと思って、さっき3番
議員さんですか、そういう
機能的な面で少しでも安くなればというようなことを言われた。確かにそれもそうやし、それともう一つは
入札で、なぜ予定価格の公表をしなかったのか。それを教えていただきたい。もう最後なんでね、もうあと1回しかないんでね、ちょっとわかるように、なぜ建設の、え、これで終わり。ならもうちょっと何とか。(「これで終わりね」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福井康夫君) 今4回目です。
○18番(大田 進君) そうやろ。うそばっかり言うな。
予定価格の公表をなぜしなかったのか、今回。大概するんでしょ、今はしてないんですか、これ、
倉吉。予定価格の公表はしてるんでしょう。
○
教育次長(
河本篤史君) 大田
議員の御
質問にお答えいたします。